- 推しに飽きたくないのに、ふとどうでも良くなる時がある
- 推しに飽きるのが怖い
本記事では、上記のような悩みを深掘りしていきます。
推しを好きになって毎日楽しくしていたけれど、推し続けるほどに
あれ?なんかどうでもいいかも…
と、ふと感じてしまう瞬間が生まれることってあると思います。
でも、飽きたいわけじゃない!
まだ好き!
こんな風に自分に言い訳しちゃうこともありますよね。
本記事では、推しに飽きる時のオタクあるあるをまとめた上で気持ちが離れてしまった時の解決方法を紹介しています。
推しへの気持ちが離れてしまっていると感じているあなたにぜひ読んで欲しいです。
推しに飽きてきたオタクあるある
推しに飽きてきたと感じるオタクのあるあるをまとめてみました。
推しに飽きたあるある①昔の動画ばかり見返してしまう
新しいコンテンツはどんどん出てくるけれど、見るのは昔の動画ばかり。
「この動画のこの表情とか角度とか動きとか好きだったな」
なんて思いながら、推しにハマり出した時の動画をとにかく見てしまいます。
同時に当時の自分のテンションも思い出しちゃったり。
あの頃の自分の熱量やテンションはどこに行ったんだろう、どこから出ていたんだろう、と切なくなりがちです。
推しに飽きたあるある②新しいコンテンツを見てもときめかない
以前なら新しいコンテンツを見たらカメラロール1ページ分埋まるくらいスクショしていたのに。
今となっては「うん、かわいいね」の一言感想で終わってしまう。
過去最大のビジュを更新してきても、「うん」で終わってしまう。
むしろ、沸くよりも先に「なんか方向性違くない?」と苦言が先に出てきてしまうこともあります。
推しは何も悪くないのに自分の心が追いついていかない。
なんであの時みたいに沸けないんだろうって少し悲しい気持ちにもなってしまいます。
推しに飽きたあるある③通知をスルーしがち
以前なら推しからの通知がきたらスマホを投げ捨てる勢いで見ていたのに、今では後で見よ〜って上にシュッとスワイプ。
そしてその「後で」が永遠に来なかったり…。
「見たい」じゃなくて「見なきゃ」と言う義務感になって、後回しにしちゃって勝手にストレスを感じたりするんですよね。
そしてそんな自分に自己嫌悪を感じるまでがセットです。
推しに飽きたあるある④他のグループが気になり出す
比較のつもりでみた別グループや、推しに似ている他の子を見ると何故か心が動いてしまったりする。
気づいたらYoutubeとかSNSの履歴は推しじゃなくて他グループになりがち。
浮気じゃない!ただの研究だから!って誰にも責められてないのに自分に言い訳もしがちです。
推しに飽きたオタクあるある⑤グッズを買わなくなる
以前ならグッズが出たら脊髄反射で全てカートイン。
買うか買わないかではなく、買う個数で迷っていた自分。
なのに最近では「いや、これ別にいらないな…?」って冷静に判断ができるようになります。
しまいには、結局何も買わなくていいという決断に至ります。
買わない勇気を覚えた自分を誇らしく思えると同時に、前の即買いしていた自分と比較して熱量の低下を感じずにはいられない。
少し悲しい気持ちになってしまいますよね。
推しに飽きたあるある⑥他のオタクの熱量についていけなくなる
SNSで他のオタクが大盛り上がりしている中、「このテンション無理かも、ついていけない…」と一歩引いた目で見てしまうようになります。
以前なら一緒になってお祭りを楽しんでいたのに、今ではなんならちょっと無理だなと思ってしまう。
同じ熱さになれない自分に引け目を感じつつ、無理して盛り上がるのも違う気がして静かに見守るフェーズに入ります。
Xでの浮上率は劇的に下がり、投稿もしなくなりますよね。
推しに飽きたあるある⑦「推したい」じゃなくて「推さなきゃ」になる
以前なら「好き!見たい!聞きたい!推したい!」だった自分。
今では「うーん…見なきゃ…聞かなきゃ…推さなきゃ…」と義務感になってしまったりしますよね。
無理して推す自分に心が疲れているのに、認めたくなくて頑張っちゃう負のループです。
推し活って楽しむもの、元気をもらうものだよね?なのになんでこんなに心をすり減らしてまですがりついているんだろう?って病むようになります。
推しにときめかなくなった時の解決方法は?
推しにときめかなくなった=嫌いになったわけではないんですよね!
ただ、前ほどの熱量を持って推せなくなった自分の気持ちに気づいて戸惑ってしまうだけであって。
そういう時は、こう考えてみましょう。
推しへの熱が冷めたのではなく落ち着いただけと。
でも、このモヤモヤする気持ちをどうにか落ち着けたい気持ちは痛いほど分かります。
パターン別にいくつか解決策をまとめてみました。
推しにときめかなくなった時の解決策
- なんか前ほどドキドキしなくなってしまった
→好きなものを好きな時にだけみる - 好きだけど熱量の落差が辛い
→初心に帰ってみる - 他のオタクが無理になった
→SNSから離れて公式の情報のみで - 推しの変化についていけなくなった
→自分の推し活を振り返る - でもやっぱりもうダメかもと思ったら
→無理に繋ぎ止めない
解決方法①なんか前ほどドキドキしなくなってしまった
好きなものを好きな時にだけみる
もしも前ほどドキドキしなくなったと感じているのなら、もしかしたら推し活を頑張りすぎているのかもしれません。
一度自分の推し活を見直して見ましょう。
推し関連のコンテンツ、全部見るのが義務になってしまっていませんか?
推し活が仕事のようなルーティンになって、ドキドキしなくなっていたりしませんか?
- 推しのコンテンツを全て見ようと頑張っているなら
→全部追わない。好きなものだけ見る。 - 曲やYoutubeを「回さなきゃ」と思っているなら
→好きな曲だけ、好きなタイミングで聴く。 - 供給過多で疲れているなら
→SNSを1日だけでも休む。見ない。
推し活が義務になったり、頑張ってる・無理している自覚があるならそれは今すぐやめるべきです。
私も、推しの楽曲のサブスク再生回数をとにかく回したくてスマホから24時間流していた時期もありました。
いくら推しでも全ての曲が好きなわけではないし、24時間聴いているとさすがに飽きるし義務感でしかなかったです。
今は、24時間流すのは使っていない端末からのみ。実際に聴くのは推し以外の楽曲も含まれたプレイリストにしています。
頑張らない・無理しない=ほどほどの距離感になるとまた推しにドキドキするようになるかもしれません。
解決方法②好きだけど熱量の落差が怖い
初心に帰ってみる
推しに対しての「好き」って、いくら「自分はリアコではない!」と言ってもまるで恋愛みたいに最初は激アツです。
そして時間が経つと安定期と呼んでも良いような、「供給があれば沸くけど別にいつもは無」みたいな状態が必ずやってきますよね。
つまり、熱量が当初よりも落ちるのは当たり前のことなのです。
しかし、推しへの熱量がただ落ち着いただけ…とは言っても前はあんなに好きだった推しに対して落ち着いている自分にショックを受けたりもするかもしれません。
そんな時には推しにハマった際の気持ちに帰ってみるのはどうでしょう。
例えば
- 推しにハマったきっかけになったコンテンツを見返す
- 推しを好きになったきっかけを誰かに話す
- 当時の自分のSNSの投稿を見返す
- デビュー曲や昔の曲を聴く
自分の「好き」の原点に触れることで、気持ちがまた盛り上がることは十分にあります。
あの頃のときめいていた自分を思い出せるかもしれません。
ただ、無理に昔と同じ気持ちに戻らなきゃって思う必要はありません。
自分自身も推しも時間と共に変わるものだから、無理に前と同じにならなくても良いのです。
初心に帰って確かめるのは、昔の気持ちそのものじゃなくて好きになった理由。
今のときめきが小さくなってしまっていても、自分が好きだと思えるならそのままの大きさで大事にしていれば良いのです。
解決方法③他のオタクが無理になった
SNSから離れて1人で楽しむ推し活へ
SNSで推し活アカウントを持っていると友人が増える楽しみはあります。
しかし、圧倒的に面倒なことに巻き込まれる確率も高くなります。
推しは好きだけど他のオタクが無理、というのはオタクあるあるですよね。
例えば、「推しのこと一番わかっているのは私」みたいな公式評論家みたいな人もいるし、愛が重すぎてちょっとやばいなと思う人もいるし、公式にいちいち文句をぼやく人もいるし。
SNSはまぁそういう場なので、他の方の行動を制限することはできません。
そのため、自分から断ち切るしかありません。
公式からの情報のみを得るようにし、界隈のオタクの友人を作らない推し活を楽しんではどうでしょか。
情報が足りなかったり遅くなったりする場合もありますが、変な情報を掴まされたりネタバレを喰らうことがない点はメリットと言えます。
人脈がない分ライブのチケット入手が不利になる可能性もありますが、トラブルを回避できるなら楽ですよ。
解決方法④推しの変化についていけなくなった
変わったのは自分の可能性もある?
推しが人間である以上、変化していくのは当たり前です。
人は変わるものだし変化は悪いことじゃないと頭では理解していても、今の推しを受け入れる自信がない時もありますよね。
でも、実は変化しているのは推しだけではなくて自分自身である可能性もあります。
年齢を重ねたりライフステージが変わるにつれて、自分の感性や感覚だって変わってくるものです。
かけられる時間やお金への価値観はもちろん、ときめきの受け取り方だって変わっているはずです。
だから、推しの変化についていけないと思ったらまず自分の気持ちを見直してみましょう。
今現在の自分の推し活をアップデートするチャンスかもしれません。
ずっと推し続けていると義務感みたいに降りれなくなってしまっている場合もありますが、今の自分の心に素直になって良いのです。
好きの気持ちも形もどんどん変わります。
違和感を感じたら、自分の推し活を見直してみる良い機会と思ってゆっくり向き合ってみるのも1つの解決策です。
解決方法⑤でもやっぱりもうダメかもしれない
無理に繋ぎ止めようとしない
色々試したけどやっぱりどうやってもときめかないかも……という場合。
「飽きた」というのは、気持ちが終わったわけじゃなく推しとの関係が変わるだけのこと。
何かきっかけがあって嫌いになったわけではない場合、一度距離の取り方を考えてみるのはどうでしょうか。
この時、「もう今後一切推しのことは見ない!」と意地になるのは逆効果です。
目に入ってくるものは自然に受け入れて、わざわざ自分から情報を追わないようにするだけで十分です。
テレビに出ていたらわざわざ消す、などをしていると疲れるだけです。
自分で情報を追わなくなると、しばらくするとどうでもよくなります。
しかし一度は自分が好きになった人なので、何か盛り上がるきっかけがあるとまた気持ちが盛り上がることだって絶対にあります。
その時も、無理に抗わずに素直にその時の気持ちを受け入れて新鮮な気持ちで沸いて良いのです。
私も、気持ちが盛り下がっている時に「これが最後かも」という気持ちでライブに行ったら予想以上に感動して気持ちが一気に盛り上がり、やっぱり好き!と気持ちが復活したこともあります
距離の取り方を変えるだけで、心がまた動く瞬間が来ることだってあります。
しんどい、飽きた、違和感を感じる、そう思ったら自分から情報を追わないようにするのが一番です。
推しに飽きた時のグッズの捨て方
それでも飽きてしまったら困るのが今までに集めたグッズの行方ですよね。
グッズの手放し方は心の整理にも繋がる大事な選択です。
以下の方法のそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
推しグッズの処分方法①友人にあげる
飽きてしまった推しグッズを友人にあげるメリット・デメリットは以下の通りです。
- 感情的に一番優しい手放し方
- 思い出を共有した相手に渡せる安心感
- 相手の喜ぶ顔を見れる
- 気持ちが再燃した場合、返して欲しくなっちゃうかも
- 相手の反応によってはモヤる
おすすめ度:
感情を大事にしたい人にはこの方法が一番ピッタリです。
もしもあげる相手が思い出を共有した相手だったなら、自分の気持ちまで大事にしてくれそうで嬉しいですよね。
しかし、いつでも取り返せる状態なので気持ちが再燃した場合には返して欲しくなってしまう恐れもあります。
それに、大事な大事なグッズを渡したとして、相手の反応によってはモヤモヤする気持ちが残ってしまうかもしれません。
友人にあげるとしても、信頼できる友人限定にしましょう。
そして、お下がりではなくておすそわけ感覚で、もう二度と戻ってこないものと考えるべきです。
あげた相手がメルカリなどで売っていても怒らない自信がある場合のみおすすめできる方法です。
推しグッズの処分方法②メルカリや専用サイト等で売る
飽きてしまった推しグッズをメルカリなどで売るメリットとデメリットは以下の通りです。
- お金としていくらか戻ってくる
- 同じ界隈の人が買うのでグッズが今後も活きる
- 出品手続きや梱包作業、値下げ交渉などの手続きなどが面倒
おすすめ度:
気持ち的にも物理的にも一番おすすめな方法が売る選択です。
レアグッズを持っていたり大事なグッズを大切にしてくれる人に譲りたい人に特におすすめです。
売る最大のメリットは、金銭的にプラスになることです。
新しい推し活資金や自分への投資としてありがたく使うことができますよね。
ただし、メルカリなどのフリマサイトでは梱包作業や値下げ交渉などを自分でやらなくてはいけないので面倒です。
びっくりするほど変な人がいるのがフリマサイト界隈なので、余計なストレスを抱える可能性も出てきます。
そんな人におすすめなのが、推し活グッズ専用買取サイトを使うこと。
メルカリよりも買取価格が下がるのは否めませんが、面倒な出品手続きなどが一切ないのでストレスが一切ありません。
推しグッズの処分方法③捨てる
推しグッズを捨てる際のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 思い立ったらすぐに視界から消せる
- 完全に終わった感を感じられる
- 捨てる際にはかなりの罪悪感がある
おすすめ度:
今すぐに推しのグッズを目の前から無くしたい人にピッタリなのが捨てるという選択。
覚悟があって、きっぱり区別したい人にはおすすめです。
誰かにあげるにしても売るにしても、思い立ってから少し時間が経ってしまうのでその間に気持ちがぐちゃぐちゃになってしまう可能性があります。
捨てると決めたらすぐに処分できるので、即スッキリ心機一転。
完全に終わった感で気持ちの切り替えを早くできるでしょう。
物理的にも精神的にもすぐにリセットできるので、さっぱりとした性格の方は即処分するのも一つの方法です。
後から「あのレアグッズ売ればいくらだったんだろう」など思ってしまう可能性が少しでもあるなら、レア品だけでも売りに出すのが正解かと思います。
まとめ|推しに飽きたらどうする?
推しに飽きたというのは、推しに対する自分の気持ちに変化が生じただけのことです。
推し活は義務感でするものではないので、疲労感や辛さを感じたら降りるのは一つの正しい判断です。
ただ、気持ちの持ち方を変えるだけでまた気持ちが復活することもあるので、いろいろな角度から推しを新たに見つめてみてください。
推し活は素晴らしいものですが、推しから離れる勇気だって大切です。
また、一度降りたからと言って再び推してはいけないなんて決まりもありません。
その時の自分の気持ちに素直になって、推したい時に好きなように推すのが良いかもしれませんね。

